夢見ること、現実を見ること、試行錯誤すること。野菜づくりからの学びが人生の学びにまで繋がっている。常に広い視野で先を見つめている。片田博也さんは、そんな、真っ直ぐなまなざしを持った野菜の作り手です。

フレンチレストランのオーナーシェフだった、片田さんは職業柄、素材について、特に薬に頼らない野菜づくりに注目していました。人生の分岐点を迎え、農家への道にシフトチェンジ。それはとても勇気がいることだったそうですが、三年先、五年先を見据えているうちにこの仕事へとたどり着いたとのこと。持ち前の研究熱心さで野菜づくりに取り組み、やがて地元農家でも頼りにされる存在に。

久木元留美は、そんな片田さんを紹介され、野菜のことや収穫のことを一から事細かく教えてもらいました。彼女にとってはまさに“師匠”一方、片田さんから見た彼女は…
『こういう想いを持った人が“現れたな!”って感じですかね。頑張り屋さんよね。弟子というよりは妹分みたいな感じかな。』

BingoSunMarketについて聞くと

『まだまだ始まったばかり。尻すぼみにならないよう拡げていってほしい。有機野菜は高いと言うイメージをどうお客さんに理解してもらえるか?需要と供給のバランスをどう保つか?課題はたくさんありますよ。それがやりがいでもあるんだけどね。」

野菜を作る喜びについても聞いてみた。

『やっぱり売れた時。美味しいと言ってもらうことはもちろんですが、やはり買ってもらえることが評価だし、売れることで作り手は次を作れるから。作るほうも食べるほうも両方が嬉しい気持ちになることがいちばん。』
野菜を通じて、自然と向き合い、人と向き合い、暮らしや農家の未来にも想いを馳せらせる片田さんの言葉は、ひとつひとつが力強く奥深く、聞いている人をファンにしてしまう魅力の持ち主でした。

BingoSunMarketは、こんな頼もしい農家のスペシャリストに支えられた、愛と夢の詰まった八百屋です。